今日は映画『ULTRAMAN』を鑑賞しました。
これはいいですよ、って事で名作に認定!
この話、ウルトラマンを知っている人が見るとニヤリとしてしまうトコロが数箇所あります。
例えば、主人公「真木舜一」が航空自衛隊に入って戦闘機に乗り、大空に飛びたい。と志した理由が子供の頃に見た戦闘機が『銀色の流星』に見えて強く憧れた。からでした。
これは多分、特撮の神様『円谷英二』が昔、飛行機に憧れていた事をモチーフにしたのでしょう。日本飛行学校という航空機の学校に通うくらいだったそうで。
セスナが変身(変形?)するジャンボーグAも、その影響を受けていますね。
次に『赤い光と青い光』。これはいわずと知れた、ウルトラマン第一話の1シーンをモチーフにしていますね。順番も、青い光→赤い光と一緒です。
次は『赤い光(銀色の巨人)の声』ですね。コレに気づく人は少ないでしょう。この声はウルトラマンの初期の声をイメージして作られてますね。比べて聞くとそれを意識して言っています。
最後に、主人公が一児の父親という設定は、子を持つウルトラ世代の父親に対する配慮だと思います。コレは勝手な俺の判断なんですけどネ(^^;
その他に、敵の『ザ・ワン』の造けいがナカナカ良かったです。
とはいえ、やはり予算が少ないためか肝心の主人公の『ザ・ネクスト』方が少しヤバ目でした。見る際に、装甲がペロペロと動くので戦闘を鑑賞するのに気が散ってしょうがなかったです。残念ながら(倒置法。
しかし『ザ・ワン』は記述の通り、良かったです。特に最終形態前の造けいが秀弁でした。
最近のアレなCGばかりの日本特撮から一歩抜け出した感じがしました。アレがもし、CGだったとしても賞賛できます。
続いて戦闘です。コレもナカナカ…ですが、
ドームでの戦いが何処か平成ガメラを意識しているは気のせいだろうか?
オトリ作戦といい、自衛隊といい…うーむ(苦笑
後半の決戦はCGが目立ちましたが板野サーカス全開でした。
特にウルトラマンが初めて飛ぶシーンなんかがいいですね。しかも(俺の場合ですが)主人公に感情移入しているとホントに感無量になりました。
ストーリーも素晴しいですね。
…っとぉ、ココはヤハリ見てもらわないと感動は伝わりませんね。
という事で今回はネタバレはしません。結構してますけどねw
最後に『ザ・ワン』についてですが、この存在は人間に対しての他の生物の憎しみの表れであると、俺は思いました。
何故かと言うと、ザ・ワンが他の生物を吸収して進化するシーンがありました。他の生物を吸収するさい、ザ・ワンは洗脳しているとは思うんですが、コレには他の生物自身の意思も吸収される事に協力することを望んでいるかの様に見えました。
まるで、ヒトに自分も復讐したいが如く………。
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陰気臭い終わり方をしてしまいましたが、もっと陰気なお知らせを(俺だけしか思ってないかも。
実はですね、
8月1日をもちまして夕陽ヶ丘三丁目を休業させて頂きます。
私は受験生なので…というと大体理解して頂けると思います。
目処が付きましたら嫌でも戻ってきますので、よろしくお願いします。m(_ _)m