●BFJ
記念すべき(?)脱石森プロな作品。
日高のり子さんがバトルフィーバー隊のメンバーとしてレギュラー出演してるのがグッド
・バトルフィーバー隊
BFJの組織の正式な名称。流石に「J」はいけないか(日本支部だけどね

上品なバトルフランスと
ハイレグが眩しいミスアメリカ(初代)は仲がいいけど、野性味あふれ(過ぎ)るバトルケニア(なんなんだこのポーズは)とは折りが悪い。
バトルコサックはいまいち個性が薄かったが、二代目の人(キカイダー)がキザなサブリーダーとして活躍してくれました。…ジャパンは…うーんタイトルで前面に押し出されてるのに空気だったような。他の奴らの個性が強かったからか?
そしてこの組織を作った倉間鉄山将軍がいるのだが…この人がまたすごい。
バトルフィーバーロボという趣味全開なイカスロボの製作主任。
曲者揃いのバトルフィーバー隊を将軍として完全にコントロール。
そしてバトルフィーバーの必殺技が効かなかった四面怪人を
一撃で倒してしまう。
その時の技が電光剣と言うらしいがバトルフィーバーロボの必殺剣と同じなので、もしかしたらロボのモーションもこの人が組んでるのかもしれない…。
ラストには師匠の仇でもある、ヘッダー指揮官との一騎打ちまで用意されている(しかも勝つ
魔法とか気力とか抜きにした純粋な人間としてなら、戦隊における人類最強の名はこの人にこそふさわしい。
・秘密結社エゴス
サタンエゴスと暗黒科学を信奉する宗教結社。
怪人の一人一人がサタンエゴスの息子もしくは娘(巨大な方は彼らの弟妹)のため、彼らの扱いは怪人の割にかなりよく、幹部でも彼らのことは御子様と呼ぶ。
第五話で初の巨大怪人が登場するのだが、BFロボと初の巨大戦が空中ってのは驚いた。
昭和戦隊ロボは大概単体で空飛べるから優秀だよね。最近は何かと「ジェットスクランダー」的なものが多いから困る。
幹部はヘッダー指揮官とサロメだが、怪人の扱いが戦隊でも異色なため幹部っいう肩書きもおかしいか?
それこそ、指揮官や作戦参謀といった方がまだしっくりくる感じだ。
サタンエゴスは…なんだかんだで電光剣ロケッターっていうあんまりな技であっさり倒されてるから、いまいち。せめてヘッダー指揮官くらいしぶとかったらなあ…。ちなみに一話か二話くらいヘッダーとコントしてるシュールな回があるので、見る人がいれば是非チェックしてほしい。
・総評
戦隊初のロボ、バトルフィーバーロボと初のやたらと強い将軍(ビックワンはあえて除く)が魅力的でした。
気を抜きすぎて敵にやられ、長官に怒られるヒーローってのも当時としては珍しいのではなかったでしょうか?でもやっぱりロボと将軍の魅力に霞んでしまうんだよなあ…。
あくまで五人のヒーローの活躍が戦隊シリーズの魅力ってわけで。
10点 中
6点 ってとこでしょうか。