http://www.nicovideo.jp/watch/sm13872683ヒーローはやっぱりこどもの味方なんだなあ。
人間誰だって心の中に一人はヒーローがいるはずなんです。
辛いだろうけど子どもたちにはそのヒーローを信じて頑張ってらいたいですね…。
日本と言う国は、天災が世界一多い国ですが、今回のは最大規模なのではないでしょうか。
東日本全域を巻き込んだ地震は今でも我々を脅かしています。
まだまだ気を抜けない状況です。警戒を怠らずにお過ごしください。
そして今回、被災された方々に心よりご冥福とお見舞いを申し上げます。
末期の2作品をご紹介。
監督は違うが、両監督とも特撮好きであるのが共通点。
勇者聖戦バーンガーンはニコニコとかで見れるんだろうけど、まだ見てません。
○勇者指令ダグオン
腐女子人気が高いというだけで、敷居が高くなってしまった不遇な作品。
裏番組にウルトラマンティガがきていたらしいです。…ごめんダグオン、俺ティガ見てたよ。
宇宙監獄サルガッソから脱走した地球狙いの宇宙人を、宇宙刑事であるブレイブ星人が地球の高校生5人(+2)に「自衛してね」と戦う力を与えたのが戦いの始まり。敵組織は明確には存在しておらず大ボスであるマドー3兄弟を中心とした小規模なグループという体になっています。
主人公は一応炎だが、メンバー全員が主人公といったところ。「勇者戦隊ダグオン」でも十分通じますね。
マイトガインと同じくテンプレ通りのメインキャラクターではありますがよりはマシで、サブキャラに救われている感じですね。
演出やメカが大方戦隊を中心とした特撮をオマージュしたものなのは一目瞭然。
終盤の八十年代末期の戦隊に出てきそうな基地ロボとか、悪の心を芽生えさせる装置を作動させても地球人は効果がなかった、という円谷臭い話とか。
ただ、この作品も飛びぬけて良いというわけではないですねー(子供向けから腐女子向けに転化したOVAの一件もありますし)。
○勇者王ガオガイガー
スパロボに登場したたり、主役のガオガイガーの見た目カッコよさもあってか勇者シリーズで最も知名度の高い作品。
ストーリーは有機生命体を機械化するゾンダーを倒すためガオガイガーを筆頭としたGGGの活躍を記したもの。せっかく主人公がサイボーグなのに、すでに物語が始まった時にはアイデンティティが固まっているのを見てもったいなく感じました。ほんの少しだけ回想で出ましけどね。
この作品はヒーローがピンチになっても勇気で補えばなんとかなるし、なんとかならなくても獅子王博士が何とかしてくれるので、ピンチがピンチにならないんですよね。これは組織が大きなマイトガインやジェイデッカーにも言えますが、特にガオガイガーは「奇妙な」安心感があるんですよね。
あと中盤からは敵がでかすぎてなんか良くわからんという展開が多くなり、あまり好きじゃないです。
それ以前にエフェクト多用しすぎです。最終回は少なめで演出も素敵で大好きなんだけどなあ。
あと自分はガオガイガーは認めてもガオガイガーFINALは勇者シリーズとして認められないです。
勇者シリーズはあくまで子供向け作品であると僕は思っています。しかしFINALは(これはダグオンOVAにも言えることですが)不適切なシーンが多いです。だから認めません(振り返るとダ・ガーンでも三角木馬とい単語が飛び出した気も)。
テレビ放映版は認められますが、子供が理解できる部分は少ないでしょうね。ベターマンとは世界観を共通しているため、追加シーンを設けて、二つの作品の間ににワンクッション置いたんでしょうが、正直ベターマン見ていない自分には理解不能でした。
今回は高松三部作。
谷田部三部作がスタンダードな作りであるのに対し、こちらは奇をてらったストーリーが多い。
特にゴルドランは前作に力を入れ過ぎたせいか完全にネタに走っている感が強い。
○勇者特急マイトガイン
声優の檜山さんの初主演作とあってか、声優フリークやガオガイガーから入った人にはおそらく馴染みが深いのではないでしょうか?
ストーリーは化石燃料が枯渇して石炭が主流になった昭和82年(天皇何歳だよ)が舞台で、世界一の大富豪で実業家である旋風寺舞人が世の悪をぶった切るというお話。主人公はロボのパイロットという良くあるロボットものに変わりました。ヤング水戸黄門(ナウいな)、もしくはダイターンといった感じですな。ストーリー前期に敵組織が複数存在しているのも特徴の一つ。
正直言うと僕の感想は…悪くもないが良くもないですね。非常に微妙なところです。
主人公側のキャラ造形が非常にステレオタイプでオリジナリティが感じられず、なかなか感情移入ができないのが大きなマイナスポイントですね。そしてロボたちの個性が完全に雲散しているのもマイナス(これはダ・ガーンにも言えることですが)。主人公の組織が強大すぎて敵が強く感じないのもマイナス。
逆に敵組織は常に逆境にあるわけで、つい応援したくなるものが多い。しかも回を重ねるごとに人間味が増してきてその傾向も強くなる。ヤッターマンみたいなもんですね。これはプラスポイント。
中期になるとライバルや、エグゼブという大ボスの敵組織が登場、ここで初めて自分は主人公たちに感情移入できるようになりました。そこからは徐々にハードでシリアスな展開を望めるようになり、最後はある意味有名な夢オチに至るわけです。
独特な長所も多いが、逆にこうヒーローものとしては致命的な短所も多い。僕にはそんな勇者なのでした。
○勇者警察ジェイデッカー
勇者シリーズのみならず、SF作品として高い評価が臨める、骨太なストーリーが魅力の作品。
ストーリーは勇太少年が隊長を務めるデッカードたちブレイブポリスの活躍を描いたもの。
「勇者警察」という肩書きが活かされており、敵と戦うだけではなく災害や事故等の天災で主人公たちが駆り出されるなど、戦闘しない回も存在するという勇者シリーズでも類を見ない特徴となっています。
ただこれまでの勇者シリーズ、ファイバードやマイトガインにもレスキューロボは登場しており、人命救助は彼らが初であるということを、彼らの名誉のためにも記しておきます。
また人間の少年とロボットの友情という勇者シリーズのアイデンティティともいえる特徴が、が再び大きく強調されるようになり、回を重ねるごとにロボットたちの個性、人間味が滲み出てきます。強化装置をつけずに人間みたいに経験、努力で強くなろうとしたりとか、味方がパワーアップする中でロートル扱いされすねるロボとか…。
下手したらマイトガインやダグオンに登場する人物達よりも人間味あふれているかも…?
ただ、子供受けを考えていないのか、メインでないロボたちの合体に3話を割くなど普通では考えられない展開もちらほら。しかしそういった安易な展開に妥協しないストーリー作りはきちんと反映されており、終盤の怒涛の伏線回収に、息をのむことになるでしょう。当時これを見て育った人たち、是非見てみてください。
○黄金勇者ゴルドラン
前作がハードなSF作品…まいいや、スタッフが力尽きたのか、完全にお遊びに走った作品(悪い意味じゃないです)。
戦隊で言うカーレンジャー、ゴーオンジャーといったところ。
ストーリーは何と言うか…極悪小学生3人組がゴルドランたち8人の勇者達を探し出しながら、可哀想な悪役たちを蹴散らしていくお話です。全体的に最後の方までギャグで埋め尽くされており、パロディやメタフィクションを多用する高松監督らしさが前面に出た作品ですね。
マイトガイン以上に、敵役を応援したくなります。これは自分だけでなく多くの人に賛同してもらえるかと。
中盤敵役だった悪太さん(仮名)がキャプテンシャークというロボを引き連れ堂々登場したときはどれほど涙が出そうだったか…。
正直にいえば、主人公たちが外道過ぎてついていけない感じだったのですが、抜群のギャグセンスでそんな気持ちも吹き飛ばしてくれました。中盤からはちょくちょくシリアスな話(いろんな意味で)も入るようになりますが、最後まで突き抜けてトばした作風は見事の一言ですね。
子供ができた主役ロボの話なんかこの作品の代名詞です。
皆さんはいかがだったでしょうか?ゴーカイジャーの初回は?
戦隊シリーズ観終わったところで、こういったセルフパロディ戦隊が出て来たので運命を感じずにはいられませんね(事前情報はあんまり見ない派
・今回の戦隊のモチーフは海賊。帝国に母星を滅ぼされて、反旗を翻した者たち(おそらく)で一見の「海賊」の悪いイメージを軽減。でもどこか偽悪的な態度をとり続けているのが特徴的。
・敵は前記したように宇宙帝国ザンギャック。歴代戦隊でも規模(組織)の大きな戦隊と推測できます(最低でも4位)。皇帝の息子がいますが、こいつは要注意。覚醒すると化けますよ、きっと。だってナレーターが関さんですし(嫌な予感がする)。あとはかませで終わるか…両極端ですね。
・歴代戦隊はお星様になってしまったので、他の戦隊がゴーカイジャーの手の回らない国々での戦うという石ノ森展開は望めなくなりました。きっとゴレンジャーは星になってもカシオペア、Wの形をとって黒十字総統に嫌がらせしてるんだろうなあ(え
最近知ったんですが、敵も組織力(質)が勝っていると味方の勝率は確実に落ちます(兄弟戦隊しかり、ダ・ガーンしかり)。これでゴーカイジャーの勝率が高かったらザンギャックはただの案山子ですよ、ほんと。
・流石にディケイドみたいにはならないと思うんですが戦隊同士での戦闘は勘弁。最近はライダーも落ち着いてきて安心ですが、戦隊にその路線はやっぱり似合いません。…ま、アバレキラーは完ぺきな悪の戦隊戦士でしたが(シャドームーンみたいな)。
・これからの歴代戦隊のゲスト出演に期待
まあとりあえずこんなかんじですかね。…ストーリー云々というより全体的に概要と要望しか言ってないな、俺。