ようやくプレイ完了。今は裏京都行きで、剣と一族の下積み。
なかなかいいリメイクなんだけど、絵面が前と同じなので出来のいい移植という風に感じてしまう。
前と同じ絵師さんだけど、絵のタッチが今風になってて美麗になってる新神様や昼子、黄川人と比べて、既存の神様や一族が少しやぼったく感じてしまう。
それ以外の戦闘シーンやダンジョンは新規になってるし、剣士の超強化などの戦闘バランスも絶妙によくなっている。絵面以外の要素は完ぺきです。
新キャラ獲得するためにいちいちDLしないといけないのはめんどくさいからやってないです。
そこらへんもちょっと、不便かな。先に入れといてくれればいいのに。三人しか入っていない。
全体的にオリジナル版をしたプレイヤー向けの出来ではないでしょうかね。
裏京都はその最たる例でしょう。イマイチ結末に納得がいってないプレイヤーのために、黒幕とバトル出来るようになっている。その代わり黄川人が味方になった時はついニヤっとしてしまう。
こういうのはオリジナルをプレイしていないと、カタルシスを感じられないからね。
ゴーカイジャーはVSギャバンを見てから書こうと思います。なかなか過去作品を尊重したいい作品でしたね。
最近ヒーローのバーゲンセールに食傷気味ですが、ギャバンはかなり楽しみだったりします。
一応お勉強してきた。
どっちの作品もキャラの設定が物凄い細かく、時系列がとんでもなく複雑で、一作見ただけじゃ絶対全体像はつかめない。
たとえばTFでいえばビーストウォーズ&メタルスは初代トランスフォーマー第1話のわずか数秒(作品内では400万年)の間の出来事
ビックリマンひかり伝はビックリマン(アニメ)第39話と第40話の間の出来事で、アリババというキャラが悪堕ちしないバラレルワールドを作り出している。
TFは和製BF以外は全話視聴した。
基本的に和製TFは味方が勝利する話、米製TFは敵が勝利する話。実写映画みたいにオプティマスがメガトロンに勝つことはまずない。いつも最後はデストロンの勝利に終わる。
フルアニでBFⅡを見てるけど敵も味方もゆるすぎる。まあ続編のネオ含めて敵味方の和解までの道を描いてるから、ふさわしいと言えばふさわしい雰囲気ではある。
ビックリマンは2000は見たけど、他は見てない。見るつもりではいる。
見た目こそかわいらしいキャラクター達だが、やってることはTFと変わらない。善と悪の二つの勢力の争いと和解の話である。
○るろうに剣心
最近映画化されて、旬な漫画。
いろんな意味で盛り上がりがピークに達するのが志々雄真実戦で、それ以後は私怨や因果関係渦巻く非常にドロドロとした展開が続く為イマイチ面白みに欠ける。
作者がアメコミ好きなので、ヴェノムやスポーンなんかのキャラをオマージュしたキャラが登場している。
ワンピースの作者がまだ弟子の頃なのか、麦わら海賊団のシンボルがひとコマ描かれている。
あと操ちゃんかわいい。
○ハンター×ハンター
江戸川乱歩にしても、松本仁志にしても結婚してからは狂気めいた部分を作風に生かせなくなるのが常だが、この作者は逆に結婚してからさらにクレイジーな物語を世に送り出していった。オークション、幻影旅団、人間肉団子等、常軌を逸している。オークションからグリードアイランド編にかけては、非常に情報量が多く、一巻読むのも結構かかる。
個人的にキメラアント編が一番好きだったりする。
好きなキャラはヒソカ、吹き出しが股間の位置にあって、主人公見かけたらその吹き出しが上昇する演出は笑った。
あとネフェルピトーちゃんかわいい。
○恥知らずのパープルヘイズ
ジョジョ五部のスピンオフ作品。著者は上遠野浩平、「ブギーポップは笑わない」という昨今のラノベに影響を与えた作品が有名。
第五部のみならず、ジョジョを全作読んでおくとより一層楽しめる、というか読んでいること前提の物語である。
主人公は五部でジョルノ達のボスとの闘いにについていけず、戦線離脱したパンナコッタ・フーゴ。作者の荒木氏いわく、「強すぎるから離脱させた」と云わしめたスタンド能力「パープルヘイズ」を今作では遺憾なく発揮している。
フーゴが何故あのときブチャラティについていかなかったのか、がキーポイント、本作の課題である。
ファンは読んでおくべきだと思うが、正直ジョルノはこんな饒舌じゃないだろ、という違和感がついて離れない。
あとシーラEちゃんかわいい。
プレイした。
感想は箇条書きで。
ゲーム感想
・インフレした数値の割に結構バランスがとれている。
・三すくみの差が大きくなっていて、リン編は要注意。
・エリウッドが超強化。クラスチェンジ前に結構カンストしてるかも。
・ブレスオブファイア、やワイルドアームズなどから女の子キャラが客演してる(作者の趣味か)。
・終盤はその客演したキャラや主人公たちくらいしか当てにできない。どういうことやな。
ストーリー・キャラ感想
・敵の親玉のネルガルの過去が深く掘り下げられていて、終盤は大きくストーリーが変わっている。
・ジャファルとリムステラの立ち位置が入れ替わっている。つまらないが純粋な悪役になっているため、レイラの仇打ちができる。是非マシューの手でトドメを刺してあげたい。
・支援会話でわかるがテュルバンはともかくとして八神将の扱いが酷い。おそらく覇者の剣とは話がつながってない。
・客演している女の子キャラが似たようなクールビューティ系のキャラ(性格)しかいない(作者の趣味か)。
・特にブレスオブファイアのリンプーはキャラが違う。原作から随分と年食ってる設定らしいが…元気娘じゃなくなっているのは個人的には残念。ていうかフーレン絶滅したのかよ。
・ブレスオブファイアやワイルドアームズの世界の後の姿が、このエレブ大陸(烈火の剣の舞台)と言う設定らしい。
途中
終盤から最後まで。ここまで来るとメタルヒーローシリーズと言うだけで、統一性はかけらもない。
いわゆる特警シリーズから続くリアルものの、ジャンパーソンとブルースワット、昆虫のディテールを付加したビーファイターシリーズなど。ちなみに今回紹介する作品の世界観は全部通じていたりする。
脚本も後のタイムレンジャーで知られる小林靖子さんがジャンパーソンでデビューすることになる。
キャラが仲良くするところを描くのがうまいのは、最初からだったみたいだ。
○特捜ロボジャンパーソン
特捜という肩書ではあるが、世界観が違うことから特警シリーズとはまた異なる。
単に超能力を持った人間や、鍛えた人間が登場するのは前作譲りだったりする。敵組織が三つも存在している。敵幹部はそれぞれ特徴的だが、特に綾小路麗子はもう一つの正義と言えるかもしれない。
ジャンパーソンは人間体が存在しないメタルヒーローの主人公では唯一の存在。ジバンよりもロボコップらしいヒーローとも言えるか。最初は神出鬼没の正体不明、全身兵器のヒーローとして行動していた。
中盤で初めて正体が明かされる&ガンギブソンが仲間になって以降は悩めるサイボーグとしての面を見せるようになる。物語で人と触れ合う度に心を知り、人間とロボットを越えた存在になっていく。
最終回では自身を模して造られた完全悪であるビルゴルディを倒すために「MX‐A1」へと戻るが…。
総評としてなかなかの良作。メタルヒーローはなんだかんだで人間味のある敵が多かったのだが、ビルゴルディこと帯刀龍三郎のような完全悪はここ最近出ていなかったので、逆に新鮮でカッコよかった。
○ブルースワット
リアル路線の最後。つき詰め過ぎたがゆえに地味になりイマイチ人気がなかったようだ。
同世代の友達はカクレンジャー(ブルースワットと同期)見ていたやつが多かった。
後に紹介する重甲ビーファイターやその続編のカブト見ていたという奴はいても、ブルースワットが話題になることはまずない。
おそらく序盤の「掴み」の時点で頓挫しているのだろう。まず見た目が地味でも動きやすそうなスーツなのに、アクションはほとんどなく、銃をぶっ放すだけでだいたい勝負が決まってしまう。ジライヤの利点がない。
キャラクターもなんかクサすぎるし、敵(初期から中盤にかけて)に至ってはどれもほぼ同じデザインである。しかも怖い。その結果、視聴者の子供離れが進んだのだろう。
しかし中盤以降は徐々に面白くなっていく。三枚目のショウ、冷静沈着なシグ、クールビューティなサラとキャラクターの、和気藹々とした感じが出てくる。敵の組織が動き始めて苦戦するようになる中、ゴールドプラチナムと言う仲間もできる。正直にいえばこいつは、いわゆる「超役に立つゾフィー兄さん、もしくはエルドラン」で、本人も十分強いのに、ショウが怒る→プラチナム登場、ショウをハイパーショウにする→ドラムガンファイヤー、相手は死ぬ→プラチナム帰宅 とかなりテンポを悪くしている。
終盤にもなるとプラチナムも苦戦して、バランスが良くなってくるに。この頃には幹部ジスプとの因縁や、クイーンとの決着もあって、面白さもグンとあがっている。
かなりスタートでもたついた感はあるが、なかなか面白い作品である。
○重甲ビーファイター
リアル路線をすっぱりと辞めたのか、この作品は初期のメタルヒーローと戦隊で人気を博したファンタジーの要素を合わせた新しい物となっている。
オタクの特撮離れによって、ターゲットを子供に絞った結果だろう。それも遅かった気がするが。
三人のヒーローがギャバンダイナミックや、シャリバンクラッシュのような必殺技を持っているのはこれが初めて。ブルースワットのように銃を三人で一斉射する決め技のような例はあるが、個人が必殺技を持つのはこれが初めて。
主人公は3人いて、どのキャラも活躍は偏ってない(初代レッドル以外)。冷静な拓也、熱血な大作、ハーフっぽい顔立ちの麗さん、お転婆な舞。レッドルはなんとメタルヒーロー初の交代劇が登場する(というか唯一)。ヒロインはどっちも美人で僕は満足、特に羽山麗さん。特に活躍もないまま21話で退場したのがもったいない。
悪役はギャバンからジライヤにかけては宇宙関係の敵が多く、ジバンからジャンパーソンまでは人間が敵だったが、今度は異次元の敵になった。
メタルヒーロー特有の人間味のある敵幹部たちもいいが、何よりブラックビートの存在が大きい。最初からブルービートのライバルキャラとして登場したため、行動にブレがない。東映特撮はライバルキャラはどうしてもブレがあったのだが(特にライダーのアポロガイストやゼネラルシャドウなど)、完全になくなっている。
ヒロイン交代まで3幹部は仲悪かったが、終盤にかけて仲が良くなってる。特にジェラはブラックビートのヒロインと化す。
ストーリーは王道中の王道。宇宙刑事シリーズのようなストーリーに戻っている。
序盤中盤共に面白い話は多いが、特に終盤は大規模な地球制圧計画が多くなりより面白くなっていく。
敵の親玉ガオームを倒した後にブラックビートとブルービートの決闘を持ってくるあたりがよくわかっている。
ジースタッグとレッドルもジャマールゾーンの後始末が残されていて、きちんと活躍の場が用意されている。
ジライヤ以降主役はパワーアップが用意されていて、どうしても中盤以降主役以外の出番がなくなるが、この二人は全編通して活躍しているのがすごい。
総評として丁寧な作りの傑作。主役以外の中盤以降の活躍もはっきり描かれてるし、ライバルはブレないし、話も暗くなり過ぎないし、終盤の展開もすごく面白いし、
もうマイナス要素がなくてバカにできない。ひとつのマスターピースと言っていい。最高。
○ビーファイターカブト
重甲ビーファイターの続編。前作から五年後の世界が舞台であり、かつての三戦士ではなく、新たにネオインセクトアーマーに選ばれた戦士たちが活躍する物語となっている。
ビーファイターカブトに選ばれた鳥羽甲平が高校生戦士(メタルヒーローでは初)なのだが、それをいまいち活かしきれてない気がする。学校で飯くってたり、部活掛け持ちするシーンが出たりするだけで。一話だけ学校の先生が事件に巻き込まれたのだが、それきりである。しかも甲平は、社会人であるテントウやクワガーに対してタメ口である。自分が気にし過ぎなのかもしれないが。テントウとクワガーもこの時点ではいささかキャラが弱い。
正直言って、前半二十四話はこれと言って語るところはない。初代ビーファイター達が登場してからの、後半から物語が展開し始める。八枚のメダルで変身する善と悪の八人の戦士たちの登場(オーズのオマージュ元か?)、かつて倒したガオームと今回の敵首領マザーメルザードの正体、大甲神と邪甲神、とそして超次元昆虫伝説など。超展開が目白押しである。
メダルの新戦士たちは海外からやって来た戦士たちで、何度も客演して活躍するため思ったよりも影は薄くない。
前作で多次元(異)宇宙の戦士たちがちょくちょく登場していたが、今回では、多次元空間と言う世界観が大きな役割を占めている。
後半しか大きな展開がなく、前半もたつきすぎたのが残念で仕方がない。しかし後半は、前作からの設定も取り込んでスケールアップして、回を重ねるごとに面白くなっていく。続編としてもかなり面白い傑作だ。
…ちなみに同じように後半スケールアップするガオガイガーが前半の方が面白いのは何故なのだろうか。